http://www.hyoteki.com
http://www.youtube.com/watch?v=rJcJSZJ4qoI
(↑上のURLから映画の予告がご覧いただけます)
3月2日(日)
17:00 会場
18:00 開演
参加費 / ¥1300
定員 / 約30名
会場 / Cafe 日月堂 2階
ご予約=Cafe 日月堂
cafenichigetsudo@hotmail.co.jp
042-978-6263
新保 あずさ
azusa112@gmail.com
080-5646-9263
日本という国は、どのようなかたちをして、
どのような人が暮らしていて、どのような未来をつくっていくのでしょうか。
わたしは「標的の村」を観るまで、この国のほんとうのかたちを知らない、
ということにすら、気付いていなかったように思います。
どのようなかたちをしているのかは、いまも手探りしつづけていますが、
この映画によってぼんやりと浮かび上がったその輪郭は、隠しきれない歪みと、
いにしえより守られてきたであろう美しさの両方をそなえているように見えました。
この国のかたちを、色を、においを、一緒に探りませんか?
企画者ー新保あずさ さんー
日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。
5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村(ひがしそん)
・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP裁判だ。[※1]
わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。自分たちは「標的」なのかと憤る住民たちに、
かつてベトナム戦争時に造られたベトナム村[※2]の記憶がよみがえる。
10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で県に「オスプレイ」配備を通達。
そして、ついに沖縄の怒りが爆発した。
2012年9月29日、強硬配備前夜。台風17号の暴風の中、
人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、
車を並べ、22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。
この前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。
真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。
強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。闘いの最中に響く、歌。
駆け付けたジャーナリストさえもが排除されていく。そんな日本人同士の争いを見下ろす若い米兵たち……。
本作があぶりだそうとするのは、さらにその向こうにいる何者かだ。
復帰後40年経ってなお切りひろげられる沖縄の傷。沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。
抵抗むなしく、絶望する大人たちの傍らで11才の少女が言う。
「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。
奪われた土地と海と空と引き換えに、私たち日本人は何を欲しているのか?