今年初! 石窯に火入れしました。

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    さて今年も始まりました。
    晴天の今日、気持ちの良いスタートです。
    2014年、今年初めての火入れをしました。

    まだオープンして2年も経っていないのに、
    使い古された観のある石窯になってしまいましたが、
    よい気持ちで仕事にとりくめます。

    煙突からは木の命が燃えてモクモクと上空へ。
    (煙突は同じ日高に住む先輩、鉄の作家の大田文悟くんに特注してつくってもらった)
    ふとテラスから川岸に目をやるとタヌキ?を発見。
    犬でもなく猫でもなくハクビシンでもないから、
    スタッフのあゆみさんと「あれはタヌキ」ということにしました。


    そんな穏やかなカフェの仕事始めでした。
    明日はあいにく曇り模様のようで、始めの日は晴天がよかったのですが。
    春まではのんびりモードかなと思いながら、
    今年は自分のところの大事な「木で焼く石窯パン」を宅配し始めようとスタッフと
    考えています。現在準備中です。

    年末年始とエネルギッシュな方達と沢山お会いして、パワーの充足もバッチリです。
    明日からどんなお客さんと出会えるのかスタッフ一同楽しみにしております。


     

    1月4日(土)より NEW 新たにサンドイッチ登場!

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      明けましておめでとうございます。
      今年も果たしてどんな年になるのかドキドキしています。
      年明けは1月4日(土)より営業させてもらいます。
      今年もよろしくお願いします。

      New 新メニューが4日(土)より登場します。

      •スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチ ¥1150


      •手作り無添加ハム、モッツァレラチーズとトマトのホットサンドイッチ ¥1130
      (サンドイッチのプレートには季節の小鉢、ピクルス、
      科学調味料、保存料、着色料等 無添加のポテトチップス付き)

      冬のお休みの間に新たに床板でテーブルを二つ作りました。
      二階では近日中にオープンしたいと考えております、ブックカフェの準備に追われています。



      まだ二階での営業は打ち合わせが必要ですが、冬などに最適な暖かい空間になりそうです。
      今年もどうぞよろしくお願いします。

      今年も、たくさんの方々にお世話になりました。どうか、暖かくして良いお年をお迎えください!

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        今年も残すところ、あと2日ですね!
        Cafe 日月堂はただいま冬休みをいただいおりますが、
        これを機会に素敵
        な企画を模索したり、作りものをしたり、という日々です。

        1月からはサンドイッチの種類が増えます!!
        近々写真をアップさせていただきますね。

        そして、ブランケットを用意させていただきました。
        寒くなっては
        きましたが、やはりテラスは気持ち良く、
        お昼は日向でくつろいで
        くださるお客様もいらっしゃいます。
        ブランケットで、防寒していただければと思います:-)

        Cafe内は、大きな薪ストーブがあり気持ちの良い暖かさですよー!

        今年も、たくさんの方々にお世話になりました。
        そして、Cafe 日月堂に来てくださったお客様、どうもありがとうございました!
        スタッフ一同、いつも皆様にお会い出来るのが楽しみなのです:-)

        年明けは4日(土)からの営業です。
        来年も、Cafe 日月堂をどうぞよろしくお願いいたします。
        どうか、暖かくして良いお年をお迎えください!

        本日、クリスマス映画上映会へのお誘い 「ファン・デグォンのLife is Peace」

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          本日も参加者が何人でも上映します!是非みてもらいたい映画ですのでよろしくお願いします。
          上映後の座談会(自由参加)でも色々なお話ができたら嬉しいです。是非ともご来場くださいませ!


          開場 17 時 10 分
          上映 17 時 30 分 〜 18 時 45 分
          上映後 談話会(自由参加)



           獄中で生態主義者になったファン・デグォン氏のメッセージ

          12月22日(日)、23日(月、祝日)にドキュメンタリー映画「ファン・デグォンのLife is Peace」の上映会を開きます。前回の「川口由一の自然農というしあわせ」に続くナマケモノ倶楽部製作のディープエコロジーの実践者から学ぶシリーズです。
          ファン・デグォン(黄大権)さんは1955年ソウル生まれ。アメリカ留学中の1985年、身に覚えのないスパイ容疑で、韓国国家安全企画部に逮捕され、無期懲役の宣告をうけ、特赦によって釈放されるまでの13年2か月間、獄中生活を送ったという。
          以下は、彼が獄中から妹宛てに書き送った『野草手紙―――独房の小さな窓から』の訳者清水由希子さんの後書きから。
          著者が、このような手紙が書けるようになるまで、逮捕から6年近くを要した。・・・・反抗、祈り、葛藤、そしてあきらめの日々が、数年にもおよんだ。すべての努力が挫折に終わり、絶望の淵に突き落とされた彼の目に、ふと飛び込んできたのが、刑務所に息づく小さな生きものたちだった。「この大地で生きとし生けるすべての生命は、みなひとつにつながっている」。そう思えたとき、イデオロギー対立や冤罪という不条理、人間の規定する「神」までもがちっぽけなものに感じられた。狭い独房のなかから、広い宇宙へと一歩踏み出したのだ。彼は、塀の中で野草の花壇を造り、百種類以上もの植物を育てることで懲役生活に喜びを見い出していった。
          ・・・・著者の語る『生態主義』という言葉は、あえて「エコロジー」とはしなかった。耳触りのよいエコ云々という言葉では、「地球にやさしい」といったイメージだけで素通りしてしまうように思われたからだ。生態系全体を意識すること。その中の人間、そのなかの自分の位置を確かめながら、一日一日を過ごしていくこと・・・・。そんな生き方を理想とする価値観が、本書をきっかけにじわじわと広まってゆくことを願ってやまない。
          おりしも、イエス・キリストの聖降誕祭の前の上映になりましたが、イエスは今さら私が言うまでもなく、地の民、人民のいのちを見つめ続けた人間の先駆者でした。
          ファン・デグォン氏は『根をはって』と題する講演で「雑草とはなにか、そして、雑草の捉え方ひとつで、この世の中は変えてゆける、そういったことをお話したい」と話しはじめる。
          この日本では無名の韓国の生態主義者、先駆者に、一人でも多くの人がであってくれるとうれしいです。

          http://www.youtube.com/watch?v=5E9NWrCKTgQ
          こちらからyoutubeの映画案内を見る事ができます。

          『 37 × 43 Tour Cafe 日月堂 』 12月21日(土)minakumari & 清水”Shimmy"ひろたか LIVE

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            とても楽しみなライヴです... このお二人の対バンツアー。
            日月堂でやってもらえるとは光栄なことです。
            是非ご覧ください、素敵な夜になりそうです。
            日月堂でもこのお二人の夜のために、石窯でピザを焼かせてもらう事になるようです。
            なにより素晴らしいお二人のライヴをお楽しみください。
            まだ予約も受け付けておりますので、よろしくお願いします。
            どうか良い夜を。


            12月21日(土) minakumari × 清水 ”Shimmy” ひろたか  
            『 
            37×43 Tuor  Cafe 日月堂 』のお知らせ

            会場18時30分 開演19時00分

            Charge / 1800円(別途 1drink ご注文ください)


            Artists

            minakumari (Sitar&Vo) http://minakumari.net/

            清水 ”Shimmy” ひろたか

            (Gt from MI-GU, the cornelius group, Yoko Ono Plastic Ono Band, etc.) http://hirotakashimizu.blogspot.jp/ 


            open 18:30 start 19:00
            Charge ¥1,800(別途1drinkご注文ください)


            ※インド紅茶専門学校卒業のティーブレンダーミナクマリのスペ シャルブレンドチャイがお楽しみいただけます

            シタールとsweetな歌声で水中を泳ぐ魚のような独自 の世界を響かせるシンガーソングライタminakumari と、コーネリアス、オノ・ヨーコ、坂本龍一、デヴィ ド・バーン、ルー・ リード、ショーン・レノンなど 国内外のアーティストに参加するギタリストの清水 ”Shimmy” ひろたか。 2人のアーティストが冬の夜をカラフルに彩ります。

            会場: カフェ日月堂 埼玉県日高市高麗本郷729-1
            お問い合わせ: 電話
            042-978-6263(11:30~17:30 火・水曜日除く) メールでのお問い合わせ http://www.cafenichigetsudo.com/mail_300841/mail.php?id=300841 




            facebookでもブログ配信始めました。

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              日月堂、facebookを始めました。
              お気軽によろしくお願いします。
              https://www.facebook.com/CafeNichigetsudo

              冬期お休みのお知らせ。12月26日(木)〜1月3日(金)までお休みを頂きます。

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                日頃大変お世話になっております。
                Cafe 日月堂 冬期お休みのお知らせをさせて頂きます。
                2013年12月26日(木)〜翌年2014年1月3日(金)までの間をお休みさせてもらいます。
                2014年 1月4日(土)より平常どうり営業させていただきます。
                よろしくお願いいたします。
                 

                明日、クリスマス企画第一弾、ラ•フィオーレ 19時開演

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                  明日は待ちに待った一足早いクリスマス企画、
                  ラ•フィオーレのコンサートが行われます。
                  天候には恵まれそうで、きりっと澄んだ夜の空気を色とりどりの歌と音楽で
                  楽しく演出いたします。
                  演出は日月堂企画部代表、梅地あゆみさんによって、4名の素敵な演奏家が彩りますよ。

                  先日、非常に良く晴れた昼下がりに行われたリハーサルを垣間みさせてもらいました。
                  とっても綺麗に澄み渡った青空のもと、心地よい歌声とチェロやピアノの音に彩られた
                  彼女達の演奏が、何とも言えずとても気持ちよかったです。

                  明日は予約だけでも40人から50人の方がいらっしゃるようで、とても楽しみな一夜になりそうです。
                  是非是非ご来場お待ちしております。

                  2013 年 12 月 7 日 ( 土 )  
                  19:00 〜    ( 18:30 OPEN )
                  全席 前売り 1500円 / 当日 2000円 ( 小 • 中学生 900円 )1 drink 付き   


                  今 わたしたちにできること
                  アーティスト•スタッフ•お客様
                  それぞれに贈られた 天からの素敵な花
                  素敵な花々が出会うコンサート• • • それが • • •
                  『 ラ フィオーレ ( 花 )』

                  by 梅地 あゆみ (総合演出) 




                  日月堂の石窯パン

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                    <日月堂のパンについて> 

                    「自然」を基本にした 天然酵母 の 石窯パン

                     
                    石窯を作りながら思っていたことは、大地と自分達が繋がった形で、自然の力を借りながらパンを焼きたい。

                    カフェを家族や友人達と作りながら思っていた事は、手の届く自然との繋がりをパンやカフェ作りの根本に思い描いていたことでした。

                     

                     <なぜ薪を使ってパンを焼くのか>

                     

                    自然と自分達との関係をもう一度見つめたパンが焼きたい。

                    多くを急に摂取するような木の切り方や、資源の摂取は自然を確実に失ってしまうけれど、

                    自分達の手の範囲で出来ることからは、大地の自然は失われない。

                    自然の木を薪にしたパンの焼き方は大昔から受け継がれてきました。

                    このやり方であれば健康な自然が維持されていく限り、私達と自然との関係が健全なものである

                    限り、永続的に持続可能な石窯のパンが焼けます。

                    電気やガスのエネルギーに頼らずに自然のままの石窯パンを焼いていたい。

                    この事は自分達の愛するパンを焼く上で、とても大切に想う自然な「パンへの想い」です。

                     

                    <酵母と麦について>

                     

                    国産の小麦を使用したパン。北海道産、岩手県産を主に使用しています。

                    国産小麦の日本での自給率は13%前後と言われています。

                    パン用に使われる小麦に関してはその中でも1%に満たないとも言われています。

                    欧米の小麦は日本の農家さんが作る小麦に対して安価ですが、

                    その生産の方法の主力は日本で使われている多くの材木同様に

                    森林の切り売りのような広大な土地での大量生産型が主のようです。

                    食を支える農家さんとの関係を大切にしていきたい、そんな想いでパンを焼いています。

                    パンの酵母は有機栽培のレーズンを使用した天然酵母。

                    これはフランス語でルヴァンと呼ばれている天然酵母です。

                    すべてのパンに動物性のもの(卵、乳製品)、砂糖類を使用していません。



                     

                    日月堂 国産小麦の石窯パン

                     

                    カンパーニュ   大 730g前後   ¥800 ハーフ ¥400

                              中 500g前後   ¥600 ハーフ ¥300

                    〈原材料〉

                    北海道産キタノカオリ、岩手県産ナンブ小麦全粒粉、天然酵母、塩

                     

                     

                    レーズンのカンパーニュ 460g前後 ¥600 ハーフ ¥300

                    〈原材料〉

                    北海道産キタノカオリ、岩手県産ナンブ小麦全粒粉、天然酵母、カランツレーズン、塩

                     

                     

                    イチジク&アーモンドブレッド 430g前後 ¥700 ハーフ ¥350 

                    〈原材料〉

                    北海道産キタノカオリ、岩手県産ナンブ小麦全粒粉、ライ麦全粒粉、天然酵母、塩

                     

                     

                    キタノカオリ食パン 370g前後 ¥500

                    〈原材料〉

                    北海道産キタノカオリ、天然酵母、塩

                     

                     

                    フルーツと木の実のハードブレッド 400g前後 ¥700 ハーフ ¥350

                    〈原材料〉

                    北海道産キタノカオリ小麦、ライ麦(ドイツ産)、天然酵母、カランツレーズン、

                    オレンジピール、くるみ、塩

                     

                     

                    ライ麦パン 560g前後 ¥600 ハーフ ¥300 

                    〈原材料〉

                    ライ麦全粒粉(ドイツ産)、北海道産キタノカオリ小麦、天然酵母、塩

                    ☆ライ麦パンは夏期以外の販売となります。

                     

                     

                    ☆季節によって販売するパンの種類が異なる場合がございます。

                     予めご了承ください。ご不明な点がございましたらスタッフまでお気軽にご質問ください。

                     

                     

                    一度にお召し上がりにならなかったり

                    長く保存される場合には冷凍保存をお勧めしております。

                    常温からお召し上がりになる場合や、

                    冷凍保存後にお召し上がりになる場合は、

                    自然解凍の後、霧吹きや指などでパンの表面を軽く湿らせてトーストして頂くと

                    焼きたての食感と美味しさが味わえます。



                     


                    百人百様、百人百態、そして、 一人百様、一人百態 川口由一の<自然農>という世界

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                      119日(土)、10日(日)の映画上映会「川口由一の自然農のしあわせ」に集まってくださった方は30人。大半の人が上映後の談話会に参加してくださった。

                      以下はその報告です

                       映画を観ていない人のために、川口さんの<自然農>とはどんなものなのか、川口さんの本から抜粋してみます。

                       

                       耕さず、肥料は施さず、農薬除草剤は用いず、雑草を敵として取り去らずとも、お米や野菜が見事に育ち実りますお話を致します。・・・

                       それは僕の小さな智力能力で、思い、考えてつくり上げた一農法ではなく、一人の人間の思想、哲学、宗教・・・生命観、自然観、宇宙観から形づくり、固定させたものではありません。そうした固定したところから離れ、今までしてきた数多くの余計なこと、耕耘、施肥、施薬、除草、施設、土壌改良等から離れて、天然自然の変わることなき絶対なる法、神ながらの過不足なき営みに任せ、お米自らに備わっています完全な智力能力に任せますと見事に育ち実りゆきますお話です。

                                     川口由一『妙なる畑に立ちて』(野草社)より

                       

                       本はこのように始まりますが、映画はこの言葉を具現化した川口自然農場の姿、そして川口さんの生き方とそのメッセージを映し出していきます。川口さんは1939年生まれで、小学校6年生で父上と死別され、中学卒業と同時に、農業を引き継がれます。慣行農業で20数年あまり営農の後、心身を損ねた時、その誤りに気付かれたといいます。以後、10年の模索・研究の末、自然農の世界を切り開いていかれました。

                       

                      上映後の談話会の報告に戻りますが、今、有機農を営んでおられる松下さん(ふうわりファーム、日高市)、今年の2月から自然農を始めておられる小島夫妻(小島農園、飯能市)、かつて川口さんを訪ねたことのある大竹さん、内村さん、自然農の世界から野口整体へと進まれた安井夫妻(安井身体健康道場、日高市)、自由の森学園理科教師で選択講座『自然』を担当している伊藤さん、川口さんが教える赤目自然塾まで行ってきたという高校生、というふうに、この映画が人を集めてくれたのですね。集まった方々の環によって、自然農の世界から社会・世界・今という時代を考えようとする場を、短い時間ではありましたがつくることができたと思います。いくつかの声を紹介します。

                       松下さんは、川口さんの世界には、自然に向き合う哲学がある、川口さんは哲学者のような方だ、考えさせられることがいっぱいありました、といっていました。この言葉は、川口さんの自然農から見える世界は、3・11後ということを考えるとき、新たな光を投げかけているという和井田さん(春日部市、社会科教員)の言葉と呼応するものだと思います。

                      小島直子さんは、自分たちは、今、耕していて、以前この映画を観た時は、耕さないということに目がいっていたけど、今日はちがうことが見えてきた、と言っていました。生命の巡りの世界、いのちを育む農の世界とその幸せということを直子さんは言っていたのだろうと僕は想像しています。数日前に訪ねた小島農園のたぬきの畑では、長男のシンくんが遊びながら、しかし、しっかりと収穫の手伝いをしていました。「おいしそうなチンゲン菜みつけてね」とお父さんのタケさんがいうと、あたりを見まわして「これが、おいしそう」とはさみをもって、野菜たちとお話をしている情景がとても自然で、まれにみる風景でもありました。シンくんは保育園より畑のほうがが楽しくて、毎日いっしょに畑にきているそうです。タケさんは裸足で畑を歩いていました。

                       

                      耕す――耕さないということは、自然農を農法として見ると、ひっかかるところなので、小峰さんという方が農業の専門家の立場から説明をはじめる場面があり、安井さんが少し強く、ここでは議論はやめましょうと制する一幕がありました。そのときは、どうしたものかとぼくは戸惑ったのですが、後になって考えてみると、安井さんは、ここは川口さんの世界をしっかり受け止めることに気持を集中しませんかということが言いたかったに違いない、と思い、納得しました。

                      川口さんの切り拓いた自然農の世界は、現代の農業と私たちの日常生活全体の根底にある世界観を見つめ直し、対峙したすえに、発見し、培われたもので、それを語る言葉も、それに触れる感性も、異数の世界だと言えるものです。

                       自然を語る、などと僕たちは、よく言いますが、あらためて立ち止まり、これまでの言葉を捨てるのでなくては、何も始まらないのだと思います。出来合いの言葉で、農を語ることを止めることから川口さんは始めたのにちがいないのですから。見ること、感ずること、聴くこと、相対すること・・・身体的なところから始めて、長い時間のあとで、新しい言葉が生み出され、そしてまた、見ること、感ずること・・・へと、もどっていく。こういう営みに思いを致すことが大切なのだと思います。

                       

                       映画のつくられ方ということにも話が及びました。慣行農業から自然農へといたる10年の模索・研究のプロセスを映画の中で表現できなかったのかということです。映画は、問題を探っていくさまを進行形で撮っていくのではなく、川口さんがたどり着いた世界をメッセージとして伝える形になっているといえますから、僕自身も似た思いを持っていました。これは、1日目に、伊藤さんが会の後、話したときに言っていたことなのですが、一日たって、次の日の談話会では、僕はこのことについて、次のように言いました。

                       川口さんは彼のたどり着いた世界(答え)をメッセージとして届けています。10年間の模索(プロセス)を知りたいという僕たちの気持ちは、何から何まで知りたいということになるのではないか。そのことは、彼のメッセージを導きとして、僕たち一人一人が畑に立ってやるしかないことではないのかと思う。

                       

                       川口さんの本の「春の生命」の章を読み進むと次のように書かれています。

                       

                       大切なことが一つあります。僕の言葉に決して執われてはいけません。僕の示す数字に執われてはいけません。言葉通り、数字通りに行ってはいけません。言葉、数字の奥にある理に心を向けられて、その理を悟り識ってゆかれてください。僕とあなたとの違いがあります。同じ一つの生命ですが、個々の違いがあります。僕とあなたの住んでいる場所が異なります。気候風土が異なります。同時に作物の個々の性の相違があります。百人百様、百人百態、また一人百様、一人百態となるのが真の姿であり、本来のあり方です。固定したもの、決まったものは何もないのです。天然自然の理を悟ること、自らの内に宿し蔵している神ながらの智力能力を、僕の言葉や数字からの働きかけによって目覚めさせてやることが大切です。僕が発します言葉の生命、言霊が、皆様の内にある霊と共鳴して、目覚めてゆかれることが大切です。

                                   川口由一『妙なる畑に立ちて』(野草社)より

                       

                       参加してくださった方々、協力してくださった方々、ありがとう。この文章を最後まで読んでくださった方、ありがとう。         (上野文康)




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