本日、クリスマス映画上映会へのお誘い 「ファン・デグォンのLife is Peace」
本日も参加者が何人でも上映します!是非みてもらいたい映画ですのでよろしくお願いします。
上映後の座談会(自由参加)でも色々なお話ができたら嬉しいです。是非ともご来場くださいませ!
開場 17 時 10 分
上映 17 時 30 分 〜 18 時 45 分
上映後 談話会(自由参加)
獄中で生態主義者になったファン・デグォン氏のメッセージ
12月22日(日)、23日(月、祝日)にドキュメンタリー映画「ファン・デグォンのLife is Peace」の上映会を開きます。前回の「川口由一の自然農というしあわせ」に続くナマケモノ倶楽部製作のディープエコロジーの実践者から学ぶシリーズです。
ファン・デグォン(黄大権)さんは1955年ソウル生まれ。アメリカ留学中の1985年、身に覚えのないスパイ容疑で、韓国国家安全企画部に逮捕され、無期懲役の宣告をうけ、特赦によって釈放されるまでの13年2か月間、獄中生活を送ったという。
以下は、彼が獄中から妹宛てに書き送った『野草手紙―――独房の小さな窓から』の訳者清水由希子さんの後書きから。
著者が、このような手紙が書けるようになるまで、逮捕から6年近くを要した。・・・・反抗、祈り、葛藤、そしてあきらめの日々が、数年にもおよんだ。すべての努力が挫折に終わり、絶望の淵に突き落とされた彼の目に、ふと飛び込んできたのが、刑務所に息づく小さな生きものたちだった。「この大地で生きとし生けるすべての生命は、みなひとつにつながっている」。そう思えたとき、イデオロギー対立や冤罪という不条理、人間の規定する「神」までもがちっぽけなものに感じられた。狭い独房のなかから、広い宇宙へと一歩踏み出したのだ。彼は、塀の中で野草の花壇を造り、百種類以上もの植物を育てることで懲役生活に喜びを見い出していった。
・・・・著者の語る『生態主義』という言葉は、あえて「エコロジー」とはしなかった。耳触りのよいエコ云々という言葉では、「地球にやさしい」といったイメージだけで素通りしてしまうように思われたからだ。生態系全体を意識すること。その中の人間、そのなかの自分の位置を確かめながら、一日一日を過ごしていくこと・・・・。そんな生き方を理想とする価値観が、本書をきっかけにじわじわと広まってゆくことを願ってやまない。
おりしも、イエス・キリストの聖降誕祭の前の上映になりましたが、イエスは今さら私が言うまでもなく、地の民、人民のいのちを見つめ続けた人間の先駆者でした。
ファン・デグォン氏は『根をはって』と題する講演で「雑草とはなにか、そして、雑草の捉え方ひとつで、この世の中は変えてゆける、そういったことをお話したい」と話しはじめる。
この日本では無名の韓国の生態主義者、先駆者に、一人でも多くの人がであってくれるとうれしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=5E9NWrCKTgQ
こちらからyoutubeの映画案内を見る事ができます。
上映後の座談会(自由参加)でも色々なお話ができたら嬉しいです。是非ともご来場くださいませ!
開場 17 時 10 分
上映 17 時 30 分 〜 18 時 45 分
上映後 談話会(自由参加)
獄中で生態主義者になったファン・デグォン氏のメッセージ
12月22日(日)、23日(月、祝日)にドキュメンタリー映画「ファン・デグォンのLife is Peace」の上映会を開きます。前回の「川口由一の自然農というしあわせ」に続くナマケモノ倶楽部製作のディープエコロジーの実践者から学ぶシリーズです。
ファン・デグォン(黄大権)さんは1955年ソウル生まれ。アメリカ留学中の1985年、身に覚えのないスパイ容疑で、韓国国家安全企画部に逮捕され、無期懲役の宣告をうけ、特赦によって釈放されるまでの13年2か月間、獄中生活を送ったという。
以下は、彼が獄中から妹宛てに書き送った『野草手紙―――独房の小さな窓から』の訳者清水由希子さんの後書きから。
著者が、このような手紙が書けるようになるまで、逮捕から6年近くを要した。・・・・反抗、祈り、葛藤、そしてあきらめの日々が、数年にもおよんだ。すべての努力が挫折に終わり、絶望の淵に突き落とされた彼の目に、ふと飛び込んできたのが、刑務所に息づく小さな生きものたちだった。「この大地で生きとし生けるすべての生命は、みなひとつにつながっている」。そう思えたとき、イデオロギー対立や冤罪という不条理、人間の規定する「神」までもがちっぽけなものに感じられた。狭い独房のなかから、広い宇宙へと一歩踏み出したのだ。彼は、塀の中で野草の花壇を造り、百種類以上もの植物を育てることで懲役生活に喜びを見い出していった。
・・・・著者の語る『生態主義』という言葉は、あえて「エコロジー」とはしなかった。耳触りのよいエコ云々という言葉では、「地球にやさしい」といったイメージだけで素通りしてしまうように思われたからだ。生態系全体を意識すること。その中の人間、そのなかの自分の位置を確かめながら、一日一日を過ごしていくこと・・・・。そんな生き方を理想とする価値観が、本書をきっかけにじわじわと広まってゆくことを願ってやまない。
おりしも、イエス・キリストの聖降誕祭の前の上映になりましたが、イエスは今さら私が言うまでもなく、地の民、人民のいのちを見つめ続けた人間の先駆者でした。
ファン・デグォン氏は『根をはって』と題する講演で「雑草とはなにか、そして、雑草の捉え方ひとつで、この世の中は変えてゆける、そういったことをお話したい」と話しはじめる。
この日本では無名の韓国の生態主義者、先駆者に、一人でも多くの人がであってくれるとうれしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=5E9NWrCKTgQ
こちらからyoutubeの映画案内を見る事ができます。
- 2013.12.22 Sunday
- Cafe 日月堂 企画、イベント、ライヴ
- 09:12
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by Cafe & Bakery 日月堂 ( Cafe Nichigetsudo )