ルバーブ祭 ーエストニアとラトヴィアからー

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    こんにちは! 

    Cafe 日月堂の知可です。
    私は今、エストニアとラトヴィアに来ています:-)

    去年の夏も訪れブログにもアップしていましたが、今回はエストニアの国際音楽祭のお手伝いで来ています。
    今は音楽祭も終わり、私にとって、新たな発見の日々です。

    ルバーブという野菜/果物、見たことありますでしょうか?
    日本では春夏、お野菜のマーケットで見かける時があります。
    一見セロリの様に見える、赤色と緑色の・・・


    *こちらはエストニアの首都タリンの、あるレストランの前の花壇に植えられているルバーブ*

    エストニアもラトヴィアも、今はルバーブが豊富で美味しい季節です!
    色々な場所に生えているし、よくマーケットでも見かけます。
    生で食べるとシャキッとしていて、酸っぱく青い味がします。
    こちらでは、ケーキ、ソース、甘酸っぱいスープ(後でそのことも書きますね)にすることが多い様です。
    日本ではよく、ジャムになっているのを見かけますね。

    私もこちらに来る前、マーケットでちょうどルバーブを見かけた為、スタッフさんに託し、ルバーブジャムを作って頂きました。
    ケーキに、ソースに、これから大活躍の予定♪

    色々なところでルバーブに出会えるのが嬉しくて、みんなにルバーブルバーブとばかり言っていたら、エストニアでお世話になっていたベルゴ(夫の昔からの友達)が、彼のお父さんのサマーコテージの庭に生えているからと連れて行ってくれました。
    ルバーブが生えているのを初めて見たのと、とてもワイルドな姿に、嬉し過ぎる私でした;-)


    *ベルゴのお父さんの庭のルバーブ*

    *ベルゴのお父さんとルバーブと一緒に*

    ルバーブは今、おいしいケーキになってみんなを幸せにしているところ♪

             
    *カフェで一息、ルバーブケーキと*   


    *ショーウインドーに並ぶタルト、右がルバーブ*

    ラトヴィアでは、以前滞在させて頂いたリリエ家の奥様ジグリーダさんに教わり、ルバーブを使ったロールケーキを作りました。
    ジグリーダさんのお料理&お菓子は、いつもとてもおいしく素晴らしいのです!


    *奥からジグリーダさんの生け花、ロールケーキ、ディナー*

    新鮮な卵を使い、ルバーブソースを作り、生クリームと巻き巻きしました。
    ほんわりした生地に、ルバーブの酸味と生クリームの甘み。
    お食事もたくさん頂いたけれど、旦那さんのジグルドさんと私はケーキを2切れも食べました。ふふ。
    ちなみに、あまったルバーブソースはチキンに添えて、おいしく頂きましたよ。

    実はこちらで、3回もルバーブジャムを作っている私です。
    1回目は野外マーケットで買ってきて、2回目はベルゴ父に頂いたもので、3回目はジグリーダさんとケーキを作っている時に。
    ルバーブは赤いもの、緑のもの、両方とも入ってグラデーションになっているもの、色々なので出来上がりの色も違います。


    *左がベルゴ父のルバーブで、右がジグリーダさんと作ったジャム*

    そして4回目の料理? 
    先ほどルバーブで作ったものは・・・

    キーセリー、こちらの伝統的な、果物の甘酸っぱいスープです。
    透明感があり、光で色々な色に見えました。
    温かいものも、冷たいものも。
    いつか日月堂でも、野外マーケットでの出店の時、作っていきたいと思っています:-)


    *キーセリーとルバーブとはちみつ*

    ラトヴィアでは、夏至祭の6月24日までが特に、ルバーブのシーズンだそうです。
    あと少しラトヴィアにいますので、まだまだ素敵なルバーブの姿に出会えるのを楽しみにしています!


    知可
     



    カフェ日月堂
    定休日 火・水曜日
    営業時間 平日
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    電 話 042-978-6263

    噴水温泉が、リーガの街中に登場!

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      ラトヴィアの首都リーガに、噴水温泉オープン!

      ラトヴィアのアーティスト、アイガス ビクシェ と日本のアーティスト パラモデル 林によるコラボレーション企画。

      リーガの中心にあるエスプラナーデ公園の噴水が、温泉になりました;-)


      アイガスさんはラトヴィア美術大学の教授で、夫 雄志も通っていて、とてもお世話になった方でもあります。
      ラトヴィア国内外でとっても活躍されていて、彼の活動にはとてもユーモアがあります。


      パラモデル 林さんは、日本ではパラモデルという二人組のユニットで活動されています。
      ここリーガの他にも様々な場所を温泉に変えてきました。


      二人の出会いは青森。
      アーティストが集まるイベントで一緒だった二人ですが、温泉好きの林さんに連れられてアイガスさんも一緒に行ったら、とてもはまってしまったそう。
      そうして二人の交流&企画が始まりました。


      オープニングイベントでは、パラモデル林さんの通訳を、ジグルド リリエさん(私がお世話になっているアパートの旦那様の方)がつとめてくださいました。
      ラトヴィア人のジグルドさんは、たくさんの国の言葉を話されるのですが(趣味は語学です!)、日本語もとっても素晴らしいのです。
      さすがジグルドさん!頼もしかったです。

       


      横に設置された大きな薪ストーブでお湯を温めていて、日本の天然の湯の花を使用。
      脱衣所もありますよ。
      街の真中で、みんなで楽しく温泉体験!
      お近くの方は(なかなかいないと思いますが・・)ぜひトライです!!


      知可

       

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      秋の訪れ、そしてハーブ畑から

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        最近は毎日とってもとっても良いお天気で、昼間は暖かく、気持ち良い日々を過ごしていたのですが・・・。


        *ヤーニスの小屋。ここでハーブを乾燥&保存しています。

        うーむ、厚い雲に覆われています。
        そして今日の最高気温は、9℃・・・。
        ラトヴィアの人々は、秋のストームが来たね、と言っていて、冬はー30℃まで気温が下がる国なのでその通りなのですが、日本人の私にとっては冬の始まりの様です。
        真冬のコートと、中にたくさん着込んで出掛けました。

        今日はマーケットで出会った、ヤーニスのハーブ畑を訪れて来ました。
        ラトヴィアの首都リーガからバスか電車で1時間ちょっと、クリドジーナという場所にある彼の畑は全てがオーガニックです。


        畑は丘にあって、下に川が流れているのが見えて(写真では左の少し上の方)、夜は川のほとりの灯りが見えて、ここから川を眺めるのが一番きれい、とヤーニス自慢の場所です:-)


        フレッシュハーブとベリーのティー、畑で取れた秋のラズベリーともう一種類のベリー(初めて見ました)、ライ麦パンと地元のはちみつ、ヤーニスのママが作ってくれたりんごのケーキでおもてなしてくれました。
        3種のティーの彩りがとってもきれい!

        ラトヴィアでは(日本もそうですね)、農園は家族で営んでいることが多いのですが、ここはヤーニス一人で、必要な時に手伝ってくれる人を募る、というやり方です。
        家族は皆違うことをしていて、みんなそれぞれ好きなことをするべき、ということもヤーニスの大切にしていることの一つです。
        そんな彼は、真冬は作業があまりなく、ワークアウトや近所でスキーを楽しんでいるそうなのですが、それ以外の時期は休みなく働いている様です。
        週に3回、夜にオフの時間を作っている、と言っていました。
        オフの夜は、長距離ドライブをしたりと、とにかくいつもアクティブに動いている様です。

        ハーブ畑は、ヤーニスがおばあちゃんから受け継いだ土地で6年前くらいから始め、その他ベリー類も栽培していて、りんごやプラムの木は元々生えていたものもあり、とても立派です。
        彼はここで育てたハーブや果物を使って、ハーブティーを作っています。
        ハーブはメディスン効果がある為、体の状態によって選んで飲むこともありますが、もちろん毎日飲めるおいしいハーブティーもあり、両方で色々種類があり、それぞれ説明してくれました。



        帰りの電車まで時間があったので、何か手伝えることがあるか聞いたら、りんごの収穫を手伝うことになりました。
        りんご狩り、とも言えますが、お仕事のお手伝いなので、黙々とりんごをとりつづける。
        でも素敵な体験で、心は楽しい気持ちです。
        色々な種類のりんごがある為、説明してくれて、それぞれのりんごを一つずつ渡してくれます。
        食べてみて!これは今食べないとだよ!というのですが、そんなに一気に食べられないよ、ヤーニス!!
        少しでもお役に立ちたいので、収穫しないとだしね。
        酸味が強いもの、甘みが豊かなもの、どれもみずみずしくて、歯ごたえも良くとってもおいしいのです:-)


        ハイ ヤーニス!
        ヤーニスです。りんごの選別をしているところ。
        寒い寒いと言っているのに、ハーフパンツと裸足は別の話の様です。
        ハンサムガイですが、ちょっぴり話し方が変わっていて、でもとってもナイスです:-)
        野生児ヤーニスは、自然とその恵みを大切にしながら、しっかりと強く生きています。

        さて、ラトヴィア滞在もあと少しになってきました。
        名残惜しくまだいたい気持ちではありますが、こちらで素晴らしい経験をしたので、日本に帰ったらしたいこともたくさんあり、とにかく今後のことがとても楽しみです!

        知可


         
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        キノコ狩り

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          9月20日(土)、晴天。

          ついに、待ちに待ったこの日がやってきました。

          そう、”キノコ狩り”です!!

          まずは、このきのこ狩りに出かける早朝に見た夢の話からお付き合いください。

          夢の中で、私は念願のキノコ狩りに連れて行ってもらいました。
          でも、なぜかその場所は、夫も通っていたラトヴィアの美術大学の地下。
          部屋に鬱蒼と茂っている草の間から、キノコが生えています。
          私は、なんでここで・・、味は大丈夫かなあ、と思いながら日本の友達とキノコをとっています。
          次に連れて行かれた場所は、ゴルフ場。整備されているところに、キノコ生えているのかしら、とまた疑問に思っていたのですが・・・、
          そして気付くのです、これは夢だ!と。
          だから大丈夫。
          明日、ちゃんと森に行くのだった、と。

          日々ラトヴィアでキノコ狩りをすることを夢見ていましたが、ついに夢まで見てしまいました。
          キノコ狩りへ行く、無意識の中の緊張感が夢に現れている様ですね。

          というわけで、いざ、森の中へ!



          茂みの中を、黙々と歩きながらキノコを探します。
          今回案内をしてくれたのは、ヤゼップス&イエヴァ。
          ヤゼップスは夫がラトヴィアの美術大学にいた時にお世話になっていた教授の息子さんで、彼の彼女のイエヴァがキノコの見分け方を知っているので一緒に来てくれました:-)


          写真は、ヤゼップスの見つけた一番いいやつ!と言われているキノコの状態をイエヴァがナイフで切りながらチェックしているところ。


          色鮮やかな毒キノコ。
          他には、白っぽいものや真中がちょっと出ているものは毒があるものが多い、などなど教わりながら。
          本当に様々な種類のキノコ達に出会います。

          これは、ななかまどの実。
          とっても栄養価が高く、にがすっぱい味。


          森を歩いていると、この様な野生の木の実や、虫達、今回は出会えなかったのですが、キツネ、鹿などの動物達にも出くわします。

          さて、今日の成果は・・・?


          うーん、ちょっぴりでした・・。
          最近雨が少なかったからかな。

          でも、キノコ狩りに行けたことがとにかく嬉しくて、キノコもとれたし、天気が良かったので、光が美しい森の中できれいな空気をすいながら歩けたこと、とっても幸せです!



          キノコ狩りから帰った後も、またずっと外に出ていたのですが、夜帰って来たら、おうちの奥さんがキノコの下茹でをしていてくれました。
          キノコは、状態が良くなかったりで食べられないものもあった為、さらに減って、ちょこん・・・という感じですが、食べられるのが楽しみ!
          キノコのソースを作ってくれる、とのことです;-)

          本当は、今年の秋は、キノコが豊作なのです!
          みんな、きのこきのことよく話題に上ります。
          実りの秋ですね♪

          こちらは葉が色を変え、美しい秋の風景が広がっています。
          西日を浴びたフィールドを、日が落ちる最後まで、よくバスの中から眺めています。
          きれいなオレンジ色の光、見えなくなった後の夜は、心を温めてくれる様です。


          知可





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          海沿いの街 - ヴェンツピルス

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            ラブリート! (ラトヴィア語でおはようございます)

            最近は木々も紅葉し始め、さわやかな秋の青空が広がっています:-)
            なんて気持ちの良い日々・・。
            そんな時は、思い切って遠出してしまおう!



            どこかからバルト3国の地図をお借りして来ました。
            真中の国、ラトヴィアの首都リーガが今の私の拠点です。
            今回は、リーガからずっと左の海沿いの街、ヴェンツピルス、南下してリエパーヤ、そしてまた南下して、リトアニアのクライペダ、そこからほっそり伸びているロシアへ続く島にある、ニダに行って来ました。
            探し物をしているのでお仕事の旅なのですが、海、と思うと気分がわくわくしてきます:-)

            苦手な早起きをして、外に出るとまだ暗い。
            でも、早朝の暗がりとオレンジ色の灯りが一緒になってとてもきれいです。
            リーガからヴェンツピルスまで、バスで約3時間半。
            日曜日の街は、とても静かでした。



            港でお仕事をしている方々のことを考えてみる。
            カラフルなうしさんの彫刻が至る所にあります。

            こちらはリヴオニア騎士団城址

            近代的にも見えますが、13世紀に建てられました。

            たくさんの猫ちゃん達にも出会います。


            もちろん、市場にも行って来ました!

            今はじゃがいもが旬なのです。
            毎日じゃがいも生活です。

            のんびりお散歩をして、街並みを楽しみました。

            そしてまた移動です。
            2泊3日なので、どんどん行きます!

            でも、旅はまだ始まったばかり。
            次回はリエパーヤ編をお届けします;-)

            知可
             
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            郵便とユーゲント

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              ラブヴァッカール!(ラトヴィア語でこんばんは)
              こちらは今、夜も深いころです。

              今日は朝から晴天なり:-)
              洗濯物も外に干して良い気分です。

              そして、頼まれものを送りに近くの郵便局に行って来ました。



              郵便局では郵送用の封筒や箱が売っているのですが、私が送る物は大きく箱がなかった為、事前に聞いたところ、そのまま品物を持って行くということになりました。
              あまり英語は通じなかったのですが、ゆっくり説明すると、空いている箱を見つけてくれ、スタッフの方が箱詰めをしてくれました。
              中の物が動かない様、ここに紙を入れてもらえますか?というと入れてくれ、割れ物なので逆さまにしない様に何か貼る物はありますか?というと手書きで4面に、日本でもおなじみのグラスマークや傘マークを書いてくれました。
              なんだかほのぼのします。
              そして無事、荷物は日本へ向かうことになりました。

              もちろん自分で詰められた方が色々気にして出来るから良いのですが、その場所にはその場所のやり方がありますものね。
              でも色々やってくださり、なんだか嬉しい気持ちになったのでした。
              ちなみに、郵便物を受け取る時は、自分から郵便局に取りに行くみたいですよ。

              その後、新市街にあるユーゲントシュティール建築が並ぶアルベルタ通り、エリザベテス通りをお散歩です。







              ここには建築家、ミハイル エイゼンシュティンの建物が多く、100年以上たった今もなお、ものすごい貫禄でそびえています。
              装飾が非常に細かく、人体像、動物、植物などが多用され、曲線がとても美しいです。

              こちらは建物内の螺旋階段。


              文化遺産に登録されている旧市街を始め、新市街、そしてもっともっと広い範囲に、リーガの魅力が広がっています。
              必ず何かを目的にするのではなく、気ままに歩いても、素敵で素朴な発見があります。

              さて、こちらの寒さは進行中・・・。
              でも実りの時期なので、心はほくほくです。
              豊かな秋を楽しみたいと思います:-)

              知可

               
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              ライ麦パンとパン祭りatラトヴィア民族野外博物館

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                ラブディエン!(ラトヴィア語でこんにちは。)

                今日はラトヴィアが誇る、大きくて、ずっしり重くて、こんがり黒くて・・・・・、ライ麦パンのお話です:-)

                ずん!!!

                パンと私。比べてみても、本当に大きいです:-)
                この写真は去年ラトヴィアの大きなパンの会社、”ラーチ”のファクトリーにおじゃました時のものです。

                表面は厚く、とてもしっかりとした堅さです。
                ラトヴィアでは、ライ麦パンは薪石窯で焼かれることが多いです。
                こちらの会社ではパンを焼く時、まず500℃くらいの窯に1、2分入れます。パンの周りは火に包まれます。
                そしてもう一つの窯に移し、じっくり長時間焼くのです。
                口に運ぶと、少しビターな皮の部分がとっても香ばしく、思わず目を大きくして喜んでしまいます。
                中は目が詰まっていてしっとり。
                オリーブオイル、はちみつ、麻の実ペースト、チーズ、バター、ジャム、何でも合いますよー!
                でもいつもまずは一口、そのまま食べて豊かな味わいを楽しんでいます。

                ステイ先のおうちでも、毎日ライ麦パンを出してくださいます。

                チキンミートボールスープと共に。

                こちらは、以前ご紹介した中央市場でのパン売り場です。

                色々なパンがありますよー!

                先週末は、ラトヴィア野外民族博物館でパン祭りがあり、ステイ先のご夫婦に連れて行っていただきました!

                民族衣装に身を包んだミュージシャン達がお出迎え。
                広大で緑がたくさんの場所に、昔の木造建築がラトヴィア全土から集められ、地域ごとに展示されています。

                のんびりおさんぽしながら、ピクニック気分です♪

                パン職人の方が、最後のこねる作業をして2時間後、パンを窯に入れているところです。


                今回はメープルの葉の上にパンが置かれていました。

                Cafe 日月堂でもいつもこの様に、薪で温めた石窯で夫がパンを焼いています。
                全粒粉の入った大きなカンパーニュ、ナッツやドライフルーツの入ったパン、食パン、そしてライ麦パンも!
                夫はラトヴィアの美術大学に通っていたのですが、その頃の話を良く聞いていたので、私もラトヴィアに興味をもち、去年訪れたことがきっかけでまた今年も来ることが出来ました。
                色々な巡り会いに感謝しています。
                素敵なことは、もう少し早く知っていれば・・・、と思ってしまう時もありますが、出会った時が始まりなのですね。
                それを大切に、これからも日々を過ごしていきたいと思っています。



                知可
                 

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                Tirgus - 市場

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                  さてさて、ラトヴィアから2回目の投稿です。

                  前回はピクルスを作りましたね。(私ではなく奥様が。)
                  実は、もう次の日には食卓に並びました:-)
                  一夜漬けのピクルスは、爽やかでみずみずしくて、思わず笑みがこぼれます。
                  私がピクルス大好き!といつも公言している為、最近はいつも出してくれています。ふふ。
                  言葉にすると、良いことがたくさん!の時も。

                  色鮮やかな、素敵な野菜達が豊富なこの時期、歩いているだけでとても楽しいところ・・・、それは、市場です!
                  ラトヴィア語でTirgus(ティルグス)といいます。





                  こちらは首都リーガにある、Central Tirgus(中央市場)です。
                  20世紀初頭に建てられた、飛行機の格納庫が移築して使われているそうです。
                  バルト3国(もしかしたら他の国と比べても)にある市場の中で一番大きく、大きい体育館の様な大きさの建物が5個くらい並んでいて、屋外にもたくさんのお店が広がっています。
                  本当に、何でもたくさんありますよー!
                  野菜、果物、きのこ(今は森でとれたきのこでいっぱい!)のスペース、様々な種類&パーツが売っているダイナミックなお肉のスペース、生の大きな魚から薫製されている魚などの魚のスペース、たくさんの種類&ホームメイドのチーズやその他ミルク、ヨーグルトなどがそろう乳製品のスペース、あとはパンやはちみつ、カフェもいくつも入っているし、お惣菜を買って食べられるスペースもあり、衣類も何でも揃います。
                  とにかくいつまでもいられてしまう楽しさなのです:-)

                  市場はリーガの街中にも本当にたくさんあります。
                  私が滞在しているところの近くにも。
                  歩いていると出会うこともあります。

                  他の市場とは少し違う、Tirgus Latgarlte(小さなラトガレ市場)はこちら。



                  ???
                  色々な道具だったり、ソ連時代の古着、色々あるけれど・・・、不思議な雰囲気が漂っています。

                  そしてとっても明るくピースフル、アーティストの作品やナチュラルプロダクトの多い、Kalnciema Market(カルンシエママーケット)です。





                  この日はラトヴィアの昔の鍛冶道具を実演しながら紹介していました。
                  アートや音楽などその他たくさんのイベントも開催しています。

                  他にも紹介したい市場がたくさんあるのですが、長くなってしまうので今日はここまで。

                  最初にご紹介した中央市場の様な市場は、ここはヨーロッパだけれどなんだか懐かしい場所の様な、そんな気持ちにさせてくれます。
                  日本もそうですが、ラトヴィアの人々も、季節のものを頂くことを本当に大切にしています。
                  そして冬が長いので、この豊かな時期にとれたものを大切に保存します。
                  さてさて、秋にはどんな野菜などなどが並ぶのでしょうか。
                  今からとても楽しみです!


                  知可
                   
                  カフェ日月堂
                  定休日 火・水曜日
                  営業時間 平日
                   11:30〜16:30
                  (16:00ラストオーダー)
                  土日祝
                   11:30〜17:00
                  (16:30ラストオーダー)
                  電 話 042-978-6263

                  ラトヴィアから

                  0
                    こんにちは:-)
                    Cafe 日月堂の上野知可と申します。

                    いつもはよくキッチンにいる私ですが、新しいプロジェクトの為、今は東欧の国、ラトヴィア共和国に来ています!

                    ラトヴィアは冬が長くとても寒い国ですが、夏は天気が良く日が長く、さわやかな暑さで・・・、の予定だったのですが、最高気温が20℃以下、今は秋、そして冬の訪れを感じています。
                    今年は7月がとても暑かったらしく、夏は早く終わってしまった様です。

                    私がお部屋をお借りしてお世話になっているご夫婦の家は、ラトヴィアの首都、リーガの新市街にあります。
                    以前アメリカに留学していた際、家の一部屋をお借りしていたことはあるのですが、生活は全て別でした。
                    今回は初めてのホームステイ。
                    お食事も作ってくださって、それがとても素晴らしいのです!
                    日本も夏野菜が豊富の素敵な時期ですが、ラトヴィアもやはり、この時期は新鮮で生命力あふれるおいしい食材がたくさん。
                    トマトのみずみずしさと味の濃さには驚きました。
                    今日のお夕食には、親戚の方からいただいたとれたてのじゃがいもが。
                    ハーブ類が充実していて、毎朝晩、とれたてのハーブを使ったお茶を出してくださいます。

                    今日はピクルスの仕込みを見ていたのですが、

                    1、キュウリを水につけて置いた後洗う。
                    2、漬けるビンに、皮を剥いたニンニクをまるのまま、ディル、ホースラディッシュの葉、セロリの葉、ブラックカラントの葉、チェリーの葉をざっくり切って入れる。
                    3、キュウリの両端を切り、ビンに詰める。
                    4、湧かしたお湯に塩と砂糖を入れて溶かし、それをビンに注ぎ、蓋をする。

                    でした。



                    今朝親戚の方がもいでくださった、とっても新鮮なキュウリ!
                    そのままでもとってもみずみずしくて美味しいのですが、ピクルスが大好きな私はいつ食べれるかな?ととっても楽しみにしています。
                    これはすぐ食べる用のピクルスで、保存用のピクルスのレシピは少し違い、ビネガーも入っているそうです。
                    そして廊下には今、冬を越す為に様々なビンが並んでいます。



                    ピクルスの他に、果物を漬けたもの、ジャムにしたもの、知り合いの人が作っている蜂蜜、などなどです。
                    今日は他に、ぶどうの葉を塩、砂糖、ビネガーを溶かしたお湯に漬けていました。
                    ロールキャベツの様に中にお肉を入れて作る、ロールぶどうの葉(?)になるそうです。
                    それもきっと食べれるはず。楽しみは尽きません!

                    さて、次回は少しラトヴィアのことを紹介していきたいと思います♪

                    まだまだ日本は暑いと思いますが、どうかお体をお大事にお過ごしください。
                    Cafe 日月堂にも、遊びに来ていただけましたら嬉しいです。
                    気さくなスタッフ達が、みなさまのお越しをお待ちしています。
                    2階のブックスペースには色々なジャンルの本や雑誌がたくさん並んでいますので、本を見ながらもお楽しみいただけます!

                    それでは:-)

                    知可
                     
                    カフェ日月堂
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